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女の子に出産をさせないと生殖器系の病気になる確率が高くなると思っていらっしゃる飼い主さんがおられますが、常に注意を怠らずに観察していれば病気の早期発見は可能ですし、病気を防ぐ意味から言えば避妊手術のほうをお勧めいたします。
ペットショップやブリーダーさんの中には特に熱心に女の子に繁殖を勧める方もおります。
体のことや犬種の向上のために勧める場合もありますが、中にはショップやブリーダー自身の営業的な利益を考えて勧めているケースもありますので、このように他人の意見にのみ左右されるのではなく、飼い主さん自身がよくお考えになって、出産させる場合は飼い主さんの意思と責任において行ってください。
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出産を望まれる場合は、まず第一に交配させる前に獣医さんで健康診断をして、隠れている疾患が無いかとか、
骨格や体力が出産に耐えられるか等を専門家に相談することをお勧めします。
そして出産にはそれなりのリスクがあるということを知っておいてください。 |
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自宅で交配する場合、小型犬では自然交配でうまく行く場合のほうが珍しいので
交配において人間の介助は必須だと思っておいたほうが良いです。
特に初めて同士の交配はうまくいかないことがあります。 |
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出産にあたっては飼い主かお医者さんが必ず付き添っていられるようにしてください。
陣痛が長時間に及んだり、途中で帝王切開の必要が出て来たりもします。
未熟児が生まれた場合は徹夜の人口哺乳が必要な場合もあります。 |
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生まれて来た子犬とその里親さんにも、産ませたご本人が責任を持ってください。
そのために何頭も生まれた場合の子犬の行き先も十分考えてからにしなくてはいけません。
自宅で飼いきれないぐらいたくさん生まれたらペットショップに売れば良いと思うかも知れませんが、 子犬に欠点が出た場合は引き取ってもらえないこともあります。
当然ですが業者が買い取ってくれるのは出来のよい子犬だけなのです。
身体的に欠陥のある子犬の場合は引き取り手すら見つからない事もあるのです。 |
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